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「福田村事件」
  • 2023.11.17
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 縛られていた針金をはずされながら、少年は「何で」「なんで」「なんで?」と幾度となく口から漏れ出る。涙も出ない。 「なんで?」主語も述語もない。  少年は見た。これほど不条理に満ちた醜い大人たちを、…そして世の中を。  […]

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あゆ 鮎 アユ Ayu
ー あゆ づくしの夏
  • 2023.10.17
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 8月中旬、鮎を食す。  秋川のたもとにある「割烹 川波」。秋川の鮎はいわゆる江戸前というふれこみだ。江戸前?都会を流れる多摩川の支流に、清流を遡上するこの川魚の女王が……、はたして本当に美味しいのだろうか?  かの魯山[…]

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植物画 in 蚤の市
  • 2023.06.29
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 若い頃蚤の市は好きでよく行った。東郷神社の境内で開かれていた定期市に行くことが多かった。いやぁ 胡散臭かったな、昔は。高級そうな古伊万里や備前の花瓶や壺は奥の棚に間隔を開けて並べるが、古びた道具箱のには、古びた茶碗や椀[…]

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浅草で「談春」を聴く
  • 2023.06.29
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浅草公会堂で立川談春を聴いた。  談春の唯一の弟子、それも落語界では珍しい女性噺家の「立川こはる」がその日、令和5年5月5日(ゴーゴーゴー)付で小春志(こしゅんじ)と名を改めて真打昇進となった。立川流では初の女性真打の誕[…]

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変化を愛した天才画家
ー速水御舟
  • 2023.06.29
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 山種美術館が旧安宅産業の安宅英一によるいわゆる安宅コレクション中の速水御舟の作品108点を買い入れて開館十周年記念展を開催したのが1976年(昭和51年)、当時大きな話題を集めた。没後40年経つが、その500点あまりの[…]

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ガビンチョいやガビチョウ
  • 2023.06.29
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 鎌倉の山の方でお昼ご飯を食べていると隣の雑木林から鳥の声が聴こえてきた。 「ホーホケキョ ホーホケキョ…」  閑静な住宅地の中の一軒家、初夏の空気に共鳴するその響きはとても心地よく絶好の天然BGMだが…。 ハリがある美[…]

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怪物とハラミ

ー〈雨〉のこと
  • 2023.06.25
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 映画「怪物」のラスト    激し過ぎるほどの嵐の雨がようやく止み、すべてが溢れる光に包まれる  優しいピアノが僕の魂まで浄化してくれる感じがする。  3月に旅立たれた坂本龍一の〈Aqua〉の調べがエンドロールまで続いて[…]

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東京都庭園美術館探訪
ー「邸宅の記憶」展
  • 2023.05.21
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 東京都が運営管理するこの美術館では様々な企画展やアートシーンを演出するイベントが催される。美術館と国立科学博物館附属自然教育園が隣接したこの場所一帯は、中世には豪族であった〈白金長者〉の館があり、江戸時代は讃岐国高松藩[…]

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竹は竹屋
ー斎藤商店のおっちゃん
  • 2023.04.10
  • 雑感

 おっちゃんとはもう十年以上になろうか クリスマスを過ぎる年の瀬、毎年一回だけおっちゃんのところに竹を買いに行く。  昔は街でよく目にした材木屋とか銘木屋はだいぶ少なくなった。まして竹屋などは都内ではだいぶ珍しい。その竹[…]

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「ナイチンゲールは鳥である」
  • 2023.02.26
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 ナイチンゲールの和名は「小夜啼鳥(さよなきどり)」。茶系の濃淡のシックな装いをした、スズメとツバメの間くらいの大きさの鳥である。この鳥は日本やアメリカでは見られない。主にヨーロッパをホームタウンとして、冬にはアフリカに[…]

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しもさんのこと

70年代後半はけっこう面白い(?)時代だった。子供たちは、学校の先生を「センコー」と呼び捨て、明らかに敵意に満ちた眼光を注ぐ。僕たちには「せんせぃ」と、用もないのについて回り、やんちゃ坊主のかわいい笑顔をみせる。校内暴力吹き荒れ、暴走族が跋扈(ばっこ)する。
そう‥‥、いろいろ教育論は読んだ。林竹二、斎藤喜博‥‥、でも時代のズレを、理想と現実の断層を感じた。
イヴァン・イリイチの「脱学校化」に共感したのもこの頃だ。そこに「現代」「教育」を斬る一つの視点があった。
「学校って何」「学校がなかったら」そんな問いの答えを、今も追っている。

宙を舞うトンボを素手でつかまえようとする
子どものように
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