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教育コラム雑感ーオカシイ問題→オカシイ先生→オカシイ学校

   N大付属B中学 1年生の定期テスト理科の最後の8番の問題
その一部を挙げてみる。

8.マナブクンハナツヤスミニイッタオジイチャンノイエデミカケタショクブツヲイロイロナルール1カラ5デブンルイシタツギノズハソレヲモシキテキニマトメタモノデアルコレニツイテツギノカクトイニコタエナサイ。

問1 ルール1ニハ「□デシソンヲフヤス」トイウモノガハイル「□ニアテハマルゴクヲカンジデコタエヨ。」

   ふーっ、読んで入力するのにかなり疲れる。問題はこの調子で問6まで続く。もちろん、この調子とは、問題文がカタカナで 選択肢も ア イカンソクガアル (ア.維管束がある)というふうにカタカナ書き、万事こんな具合である。理科で植物名はふつうカタカナなので余計わかりずらい。もちろん句読点などない。

  ?????
  なぜ? なぜわざわざ問題文を 読みにくい カタカナで書くの? その教育的意図は?

 う〜ん こりゃ難問だ。笑

 問題を慎重に読む訓練をさせたい? それを通して何を得させたい?
一種のジョーク ?だとしてもセンスが悪過ぎる
単なる意地悪? 何のために意地悪する?

 生徒に聞いても、特に先生からの作問意図についてコメントはないようだ。クラスの生徒も誰一人として、この問題の意味について特に質問もない。

 いたな オカシイせんせ
  ユニークなのはいい、お茶目なのもいい でもそれとは違う

  理科科や学年、教務での議論があってもいい。それもスルーか。何を点数で評価するのか。

一人の教師のことではなく、学校全体の浅い感じが透けて見えてしまう。

このNB中高は創立130年のN大学の付属の中で最も古い。器は、モダンなビルの校舎だが、きっと旧くて旧い学校だと思って、見上げる校舎が少し色褪せて目に映る。

(追伸)

    後日、先生は「集中力をつけるため」と言ったそうだ。

2019.11.11更新|MJ通信